【電子版】トコヨチカゲ対策本部 ~扇毒を許すな~

 本日は本ブログを閲覧していただき、誠にありがとうございます。

 今回はタイトルにもある通り組み合わせの一つ、扇毒の対策について考えて行きたいと思います。

 なぜ扇毒について解説するかと申しますと単純に私が電子版ふるよににおいて好きな組み合わせなので是非対策をしていただきたいと感じたからでございます。

 では早速本題に移ります。

・トコヨ、チカゲというメガミ
 まずはそれぞれのメガミについて軽くおさらいします。

【トコヨ】
 トコヨは雅打ちを初めとした対応に優れ、間合いの管理や山札回復などコントロール能力が高いメガミです。
 生半可な攻撃は通らず、対応のケアを怠ると全くライフへのダメージは通りません。
 主力は梳流しによる直接打点、その他の攻撃については決して弱いとは言いませんがライフへダメージを与えると言う点においては強いと言えるほどでもありません。
 梳流しに対する対応とオーラを高く保つことを意識すればそうそうライフへのダメージが入ることはないでしょう。

【チカゲ】
 チカゲは毒札を相手に送りつけディスアドバンテージを押し付けることで相対的に有利を掴むメガミです。
 毒札を使うことによるデメリットを受け入れるか、手札を圧迫することにより間接的に攻撃力を下げることが出来ます。
 基本的にメガミ単体の攻撃性能については高いとは言えませんが、オーラ管理を怠ったミコトにはライフダメージの高い攻撃が待っています。
 毒との付き合い方を間違えなければ、戦いにくいかと思いますが充分に戦えるでしょう。

・扇毒という組み合わせ
 それぞれのメガミについて再確認できたところで、扇毒という組み合わせについて考えていきます。
 トコヨもチカゲも基本的に火力と言う点においては平均以下の性能しかありません。
 具体的に切り札も含めた1ターン中の最大打点は
 雅打ち   2/1
 遁術    1/-
 毒針    1/1
 飛苦無   2/2
 千歳ノ鳥  2/2
 無窮ノ風  1/1
 流転の霞毒 1/2
 であり、オーラ5且つ対応がないと考えた場合のライフダメージは4になります。
 この内千歳ノ鳥については複数回の使用はできず、二回目以降の最大打点はライフ2点となります。
 ここまでやってこの程度しか出ないのです。
 引き運にも左右されることを考えると現実的に出せる最大打点はライフ3点(二回目以降はライフ1点)程度だと考えてよいかと思われます。
 以上のことを考慮し他の組み合わせと比較するとどう足掻いてもまともな殴り合いで勝てるとは思えません。
 間合い4まで下がり、梳流しを打ち続けた方が現実的です。

 他方で防御性能についてはどうでしょうか。
 境地雅打ちに始まり詩舞、遁術と優秀な対応札。
 毒霧や無窮ノ風等の手札圧迫。
 風舞台、抜き足泥濘での間合い管理と言うように非常に優秀な防御性能があると言えるでしょう。

 上記のことを踏まえたところで言えることは、コントロール性能に優れた長期戦型であるということです。

・扇毒で使われるであろう構築
 私が扇毒を使う場合、大きく分けると梳流しを主軸としたクロック型、生きる道による特殊勝利を目指す生きる道型の二つがあります。
 それぞれの強み、弱みについては以下の通りです。

【梳流し型】
 強み
 ・メインとなる攻撃が梳流しのため、他の札を補助札で埋めることができる。
 ・コントロール系のデッキの宿敵であるダスト枯らしに対応できる。
 ・間合い4まで下がる手段が豊富にある。

 弱み
 ・梳流し以外の打点は低くなりがちのため、梳流しに対応されると打点不足になりやすい。

【生きる道型】
 強み
 ・強力な間合管理能力がある
 ・対応札が豊富である
 ・攻撃は一切考えなくていい
 
 弱み
 ・オーラやライフに対する圧力がないため、相手のやりたいことをされる。
 ・そもそも生きる道の使用が難しい

 以上のように、それぞれに強み弱みが存在し、どちらが強いとは言えないと思われます。

・扇毒の対策
 ここからが本題です。
 上記二種のデッキを中心に扇毒について対策を考えます。
 それぞれの対策は対して難しくありません。

 まず梳流し型についてはステップ回避を入れましょう。
 現時点での電子版において、有効なステップ対応をもつメガミはトコヨ、オボロ、ユキヒの三柱です。無窮ノ風を警戒しつつ構えていきましょう。
 また、少々特殊ではありますがチカゲは叛旗の纒毒で使用すらさせないようにすることもできます。
 本格的に辛いのはユリナ、サイネ、ヒミカ、ハガネですが、この四柱だけで組んだのなら全力で殴るしかありません。
 そもそも殴るしかないのですから殴りましょう。
 扇毒は想像以上にリソース不足が激しいので殴ればそのうち死にます。

 次に生きる道型ですが、まずは弛緩毒を不用意に開けないことです。
 当たり前ですが、弛緩毒を使った次のターンは大体攻撃が出来ないため、不用意に弛緩毒を開けるとその隙に生きる道を使われます。
 一度使われた場合、風舞台抜き足泥濘常世ノ月と全力で間合0まで詰められます。
 間合0まで到達された時点で大体詰みです。
 トコヨの久遠ノ花やユキヒのつきさしを使っても叛旗の纒毒を使われることでしょう。
 そのため、対策としてはまず弛緩毒を使わない、攻撃の手を緩めないことが重要です。
 例えばオーラ5で返す、手札が一枚もない、間合いが離れすぎている等々があると発動されてしまう可能性があります。
 防げる可能性があるのは生きる道が使われた次のターンのみだと考えましょう。
 出来る限り常にライフが狙える手札にしておくことがベストです。

・総括
 梳流しの対策をしよう。
 生きる道は出来る限り使われないように、使われても確実にライフダメージをあたえられるようにしよう。

 以上をもって扇毒対策は終了とさせていただきます。
 拙い部分が目立ちますが最後までご覧いただきありがとうございました。
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